| 2020年8月26日 |
こんなはずじゃ |
(俺・サトーさん) |
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今月2回目となる渓流は、サトーさんのご要望にお応えする形で、俺的に3度目のN川に決まった。
今年最初に来た時は増水によって早々に撤退。その次に来た時もまだ水が多くて早めの撤退。
しかし長雨の影響で伏流せずに本流と繋がっていた期間が、例年より長かったはず。
それに前回俺が単騎攻めした時は、下流部での短時間釣行でテンポ良く良型が出たので、期待値は高い。
入渓条件が読めないが天気は大丈夫そうなので、いつものように前日夜のうちに車を走らせた。
釣行当日。早朝に起きて朝食と身支度を済ませてみると、快晴だが入渓条件がかなり厳しいことが判明した。
うはー、かつてこんな状況で入った事が無いような、なかなか酷い有り様だが・・。
幸い他の釣り人も来ていないので、悩みながらも計画通りに実行する事にした。
AM6:30頃、なんとか本流との出合いに到達して2人で遡行していく。
N川最下流部は伏流していたが、すぐに流れは見え始めた。
水量は平均的な本来の状況に戻っているようだ。
よし、これなら遡行の障害となることはないな。
ただ今回はどの辺りの区間を釣るべきか、悩ましい。
序盤から釣り始めれば恐らく前回の様な安定した魚信や遡上モノの可能性があるが、源流部を釣る時間が削られる。
逆に序盤を飛ばして中流部辺りから釣り始めれば魚止めまで堪能出来るが、飛ばした下流部を潰すことになる。
慣れた渓相を危な気なく遡行しながら考える。
そして1時間程歩いたところで釣り始める事とした。
序盤の後半・中流部の入り口といった辺りか。
特徴的な尺ポイントの滝は外したくはない。
今回も2人でルアー釣りに専念する。
しかし期待を込めて2人で広いポイントを攻めてみるものの、意外な事に今回は反応が得られないまま先に進む事に。
ここで出ないとは珍しい。
そこから先はポイントを交互に譲り合って釣り上っていくが、期待に反して反応が少ない。
一つひとつのポイントをじっくり大事に探っているのに魚影が見えないとは。
今日は銀色のスプーンで釣り続けているが、合わないという事なのか。
そのうち中流部の極まった辺りでようやく俺に本日初HITが釣れた。
8寸サイズだがこの時期らしい型の良さだ。
珍しく撮影しないままリリースしてしまった。
サトーさんもテンションが少し上がったようだが、やはりそう簡単には後が続かない。
彼が初めてこの支流へ入った時は内容が良かった。
それに前回の俺の釣行の様子や近頃のこのエリアの状況などを総合的に考えると、どうしても期待したくなるだろう。
それが来てみれば想定以上の無反応ぶりだ。
だんだん小さなポイントは飛ばしたり、中途半端なポイントは粘らずに見切るようになってくる。
俺達的な2発目が出ないまま釣り場も後半に差し掛かってきた頃には、とうとう撤退のご提案まで飛び出したが・・。
この勢いなら魚止めまで探れそうなので、未だサトーさんの知らない源流部に賭ける事に。
テンションが墜落寸前な彼だが、奥へ行けばなんとか釣ってくれるだろう。
するとチラホラと魚影やバラシが現れ始め・・。
10時過ぎになってようやくサトーさん的な1発目をキャッチ。
金色のスプーンに喰ってきたのは7寸強の♀だった。
ようやく魚の手応えを味わってサトーさんも安堵の表情だ。
撮影後にリリースして、上流部をじっくり釣る。
更に小型を数匹釣った後、魚止めの手前の小滝では8寸クラスをGET。
ここでも金のスプーンが活躍した。
サ「諦めない心が大事だてー(笑)」この人は・・(笑)
そして期待を寄せた魚止めは、俺自身も5年ぶりくらいに来たのだが・・。
驚いた事に巨岩が落ちていて完全にポイントを埋めていた。
あの大きさでは今後流されることもないので、魚止めの滝壺は釣り場としての価値を失ってしまった。
残念な発見ではあるが、ロープを持ってきていないし時間も程良いので納竿とした。
今回は予想以上に釣れなかったが、一級ポイントの特等席から小型が釣れたり、渡渉で逃げる魚影さえ見えなかった事から、 魚が少なかったのだと思う。
ただ小型の釣果はあったし、水溜りに幼魚が取り残されていたりしていたので、また魚影が復活する日が来る。
俺達はルールを守って釣りながら、その日を待つだけで良い。