2018年9月03日

急遽日帰り2+1

(俺・サトーさん・スギモトさん)



 今回は最近渓流釣りに参入したサトーさんとスギモトさんとの3人で、休みを合わせて泊まり掛け釣行を企画した。

 ルアー釣り専門の彼らとの釣行は、近年マンネリ気味になっていた俺的にも刺激になってありがたい。

 しかし相次ぐ台風が釣行予定日まで強い影響を及ぼし、泣く泣く別の支流での日帰り釣行へと変更する事となった。

 

 AM6時頃、小雨の降るN川出会いから遡行を開始。

初っ端から雨

 同行するサトーさんは前回もここに来ているので慣れたものだろう。

 スギモトさん的には初めてとなる支流だが、前回のサトーさんの内容を知っているだけに、期待していることだろう。

 2人はルアー、俺は餌釣りという予定で、平坦な最下流部の河原を歩いていく。

 前回来た7月下旬の時と比べて、今回は少々水量が多い感じか。

 降り続ける雨で足場も滑り易い。

 少し歩いたところでカーブ毎にちょっとした深みが現れ始めると、早速2人はルアーを試し始めた。

 しかし早々にスギモトさんの竿先に破損が見られ、先端付近を失ったままの釣りを強いられる事態に。

 予備の竿を持ち合わせていない為、いきなり不安な展開だ。

 それでもなんとか釣りになっているので、頑張ってもらうしかないか・・。

 本来ならばいつも素通りする下流域から竿を出すのは、魚影の濃い上流部での釣行時間を圧迫する事になるので 得策ではない。

幸先良くHIT

 しかし今は遡上期ということで、本流から差してくる大物に期待しての作戦だ。

 期待と不安の入り混じる心境で2人の釣りを見守っていると、意外にも早々にサトーさんにHIT。

 釣れたのは8寸クラスのハイブリットだ。

 遡上してきた魚ではないようだが、まだまだの序盤から幸先が良い。

 撮影後にリリース。

 しかしその後が続かず、一旦竿を仕舞って遡行に専念する事に。

 相変わらずの小雨の中、少し歩いて渓相が整ってきた。

 再び釣り始める2人の様子を見ながら、俺は餌を確保していく。

 ルアーを追ってくる魚影も見えたりするが・・。

 なかなか針掛かりまで持っていけない。

後が続かず

 次第に大場所も増えてきて期待値ばかりが先行する。

 そんな中、スギモトさんが足を滑らせて竿が粉砕してしまう悲劇に見舞われてしまった。

 早々に穂先が壊れていたのに更なる追い打ちをかけられ、もはやルアー釣りは出来ない。

 皆のテンションが下がる中、健在なサトーさんの竿に期待を寄せる。

 そして最低限の餌を確保した俺も、薦められるままに餌釣りを開始。

 すると数投目にして目印が走ってHIT。

 程良い手応えを味わったうえで釣り上げたのは9寸のハイブリットだ。

 降り止まない雨の中、仲間内で今日2匹目となる魚によって、なんとか雰囲気をマシなものに出来たか。

 今回は一匹キープするつもりだったが、尺に届かなかったのでリリース。

 とりあえず魚信を味わったので、次のポイントではスギモトさんに竿を渡して任せてみる。

9寸GET

 すると難無くHITして、8寸クラスを無事に釣り上げた。

 良かった、なんとかスギモトさんもイワナの顔を見る事が出来たな。

 ルアーでの釣果ではなくなってしまったが、今回はこれで妥協してもらおう。

 俺もスギモトさんもなんとか最低限の目的に達して一息ついた頃・・。

 空もささやかに祝福してくれたかのように、雨が止んだ。

 そして先行していたサトーさんはターボが掛かったかのようにサクサク攻め上がっていった。

 餌不足もあって一匹釣って満足の俺と、竿を失って釣りにならないスギモトさんは動きが鈍い。

 ・・が、一ヶ月の禁欲期間を強いられていたサトーさんはまだまだ満足に至らないようだ。

 俺は撮影も兼ねて餌で釣りながらサトーさんの後を追った。

 暫く釣り上ってようやく追いつくと、サトーさんは満足そうな表情だ。

なんとか8寸

 どうやら尺イワナ2匹を含む複数の魚が釣れたらしい。

 よかった、今回もそれなりの釣果を出してくれたな。

 気がつけば11時を過ぎて、空は完全に快晴となっていた。

 3人で休憩したら、下り始める。

 ・・が、好ポイントではどうしても竿を出したくなってしまうらしい。

 一度釣って通過したところでもルアーを投入していく2人・・。

 なんとスギモトさんも、折れた竿で器用にルアーを放り込んで強引に釣りをしている。

 根元から折れてただのリールシートみたいな物体で、よくぞ釣りをやっているものだ・・。

 その根性に免じて、なんとか一匹でも釣らせてあげたいと祈らずにはいられない。

 しかしそうしてゆっくり下ってくる間にも、とうとう2人共追加の釣果を得られないまま帰還・終了となった。

 今回は泊まり掛け釣行を断念して急遽決めた予定の中、先ずは無事に帰って来られて良かった。

 ビギナー2人は新たな装備を幾つも投資してきたのに、天候や釣果にも恵まれなかったのは残念だ。

 いつか泊まり掛け釣行を実施する事によって、リベンジを果たしたいと思う。

 

サトーさんの尺イワナ





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