| 2018年3月02日 |
俺達的解禁‘18 |
(俺) |
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昨シーズンは一度も渓流に行けなかったので、今シーズンはなんとか例年並みに山へ行きたい。
そんな思いから、今年はちょいと気合を入れて解禁二日目から行ってみようと思いついた。
・・が、俺の例年並みというのは、一体どれくらいの事を指すのやら。
俺自身、もはやよくわからなくなっていた。
釣行前日夜、久しぶりの林道を駆けていく間にも、大井川沿いに吹く風の勢いはかなり強い。
雨が降ったばかりだから、乾き始めたら崩落するところが出てくるかもしれないな。
そして馴染みの宿で今年の年券を受け取り、更に奥へ向かう。
この辺りまで来ると、林道の路肩には残雪が見え始めた。夜間の気温は2℃・・。
この先、徐々に雪が増えてくるだろうし、明け方には路面も凍結するだろう。
近年はスタッドレスタイヤに履き替えるほどの情熱は持ち合わせていないので、あまり奥地へ入るのは得策ではないか・・。
仕方が無い、予定していた川は諦めて少し下流で、もっと安全に出来る支流に変更しよう。
23時頃、適当なスペースに車を停めたら持参した焼酎で軽く晩酌。
シートを倒して夜空を見上げると、曇り勝ちな空を満月がすんごい速度で移動しているのが見えて一瞬で酔いが覚めた。
落ち着いて様子を見ると、相変わらずの爆風で雲が異様に速く流れていたのだった。
時折車も揺れる程の強風だが・・明日は治まってほしいものだ。
翌朝、目覚ましで起きてみると案の定、風は吹き晒していた。
・・月夜に浮かぶ残雪の冷気もあって、二度寝を決め込んだ。
そして完全に陽が出てきてから、ようやく起動する。
今年の解禁釣行の場は小規模で車からもそれほど遠くないO沢になった。
相変わらずの強風によって俺のやる気スイッチはブレーカーごと落とされた状態だから仕方がない。
行動力で強引に支度を済ませて歩き出した。
曇り空の下、急勾配を暫し歩いて久々の渓流へ降り立つ。
流れの脇は雪の名残なのか、氷が張りつめていた。
体感温度はそれほどキツくはないが、餌捕りを敢行してみると凍る寸前だ。
強烈な冷たさで指先は一気に冷え込んで、感覚と動きが鈍る。
しかし餌は豊富なようで、すぐにキンパクが集まった。
竿を伸ばして仕掛けを確認し、釣り始めてみる。
この支流は遡上モノは上がってこれないが、いつもアマゴが遊んでくれる。
小型も多いが、何年か前は9寸クラスを複数確認したこともある。
今年はどんなものか・・。
すると程なくしてアタリが出てHIT。
軽い手応えで釣れた獲物は20Cmにも満たないアマゴだった。
なんだか放流モノのような気配が漂っているし、キープサイズでもないので撮影してリリース。
更にその後も淵が現れる度に、深めのタナから同様のサイズが釣れてきた。
中には尾鰭の下端が擦れた個体まで現れ、いよいよ放流された可能性が強まってきた。
谷間を抜ける風が吹いたり止んだりと忙しない中、じっくりと釣り上る。
そして右岸側の崩壊が目立つようになってくると、いつもの納竿ポイントの滝に到達。
今回も周囲が凍りついていて、とてもその先まで遡行しようとは思えない環境だ。
昼前に終了、帰還とした。
結局今シーズンの渓流初釣りは、5〜6寸程のアマゴを7匹程リリースという貧果で終了となった。
とりあえずは渓流魚との再会を果たせたが、この物足りなさは次回に補う事としよう。
次は雪解けの源流域からイワナ・アマゴのレギュラーサイズにTRYだ。