| 2016年4月01日 |
俺達的解禁‘16 |
(俺) |
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今年も渓流釣りの解禁日から一カ月経過し、ようやく俺も今シーズンの解禁を迎える事となった。
今回は久々に車止めで車中泊してから入渓する形を採る為、前日夜から現地へ向かって車を走らせる。
ついでに道中で馴染みのお宿に立ち寄って年券を購入していく。
更に奥地へ向かう際には、鹿やイタチ(?)等が出迎えてくれた。
そして23時過ぎに目的の車止めに着いてみると、幸い他に車は来ていない。
長く緊張の運転から解放されて車外へ出ると、冷え込んだ外気と微かに響くせせらぎ、そして満天の星空が素晴らしい。
少々冷えるが明日は良い環境で釣る事が出来そうだな。
焼き豚のブロックをかじりながら缶ビールを煽ってから眠った。
釣行当日早朝。冷え込む後部座席で目覚めると、後続の車も来ていない。よし、一番乗り確定だな。
まだまだ日の出前で周囲は暗いが、空は雲が覆い尽くしているようだ。
朝食のパムを喰らったら車外へ出て支度を始めよう。
徐々に周囲が明るくなってくる中、支度が整ったら車から出発。
シーズン初期だし冷え込むのでウェーダーを装備していく。
久々の山道を暫し辿る。ここは3年ぶり位になるが、少々崩壊が目立ってきた感じか。
日頃の運動不足で太った体には歩き難いものがあったが、程なくして河原に降り立った。
久々の渓流、I沢に着いて川の雰囲気に酔う。
水辺に残るカモシカの足跡、凍て付く水温、遠くで響く鹿の声。
曇り空の下、遡行を開始する。
それにしても今回は水量が少なく、渡渉に難儀する事も無さそうだ。
どうやら今年は雪が少ないようで、道中だけでなく周囲の山も予想していた程白くはない。
渓相に大きな変化は見られない中、1時間程進んだ辺りから釣り始める事とした。
適当なところで餌の川虫捕りから始めると、案の定よく獲れたのでスムーズに釣り始められる。
そして目についた淵に仕掛けを振り込む。
1投、2投・・と流していき、6投目くらいでようやくHIT。
まだ時期が早いので引き応えは鈍いが、無事に釣れたのは8寸クラスのアマゴだった。
良かった、今年も会えたな。
今日は土産を持ち帰る方針ではあるが、1発目は撮影後にリリース。
しかし放った後になって思いの外大きく見えて、少し後悔した。
更に次のポイントでも7寸程度のアマゴも釣れて、リリースする。
思い通りという程アタリが続かないが、一つひとつのポイントを入念に探っていく。
陽が昇って完全に明るくなってからも、曇り空の影響で気温は上がり難いようだが、寒さは感じない。
とはいうものの、川底の石には黒い藻が広く生えていて、迂闊に踏むとよく滑って危険でもある。
ゆっくり慎重に、釣り上ろう。
6寸程のアマゴを放った後に渓が開けると、大場所の淵から仕掛けを引き込んだのは7寸程のハイブリットだ。
これでイワナとアマゴの両方に会う事が出来たな。
俺的には骨酒サイズとして丁度良いサイズだが、今日は既存の基準に合わせて8寸以上を目指してリリースとする。
開放的な渓相になって尚、好ポイントが続く。
そして再び大きな淵の底からアタリをアワせ、8寸クラスの♀アマゴをGET。
ノジメして腰クーラーに収納し、ようやく1匹目の土産を得る事が出来た。
更に次の淵からもアマゴが掛かり、9寸サイズもキープ。
やはりポイントは深場に限られるようで、淵尻や瀬ではアタリは無く、魚影も見られない。
しかも水量が少ないので例年以上にポイントが狭まっているようだ。
そのうち渓の傾斜が緩くなったところでややポイントが減り、右岸から支流が出会う所に到達した。
日陰にはチラホラと雪塊も見られる。
全般的に水量が少ないとはいえ、この支流も釣りになる程度の流れはある。
ここまで殆どアマゴばかりだったので、そろそろイワナのキープも欲しいところだ。
イワナ目当てに支流に入ってみよう。
やや荒れ気味の支流だが、過去にもここでイワナを釣った事はあるので、当然魚影はあることだろう。
しかし実際に釣り始めてみると、ポイント毎にHITするものの、釣れてくるのはアマゴばかり。
1時間程支流を攻めてみたが、結局キープ出来たのは8寸サイズのアマゴのみでイワナは小型を少々リリースしただけに止まった。
支流からI沢本流へ戻ると再びカーブが増えて傾斜も大きくなってきた。
自然と淵も連なってポイントも増えてくる。
しかしなかなかアタリは得られず、淵の一番良いポイントからも6寸程度の小型がHITしたりして、魚影の薄さが気になるようになってきた。
相変わらずの曇り空だが降り出す気配は無く、風も無風なので快適ではあるが・・。
だいぶアタリが遠のいてきても尚、入念に釣り上っていくが、気がつくと時間は昼を過ぎていた。
魚止めまではまだ少し残っているが、それなりに釣ったのでぼちぼち潮時か。
川のカーブで巨岩と滝が作る大場所まで釣ったところで、キリが良いので終了とした。
ここまで釣り上るのに6時間余り。たいした距離でもないのに時間を掛け過ぎたかもしれないが、存分に楽しめたと思う。
帰りは川通しで下って戻ったが、なんと1時間程で入渓地点に着いてしまった。
今回は久しぶりのI沢を釣ったが、雪代が少ない事が影響してか、期待していた程アタリは多くはなかった。
またアマゴには恵まれたがイワナの型は見る事が出来なかったので、イワナに関しては次の機会に期待しよう。
このI沢も近辺を取り巻く環境の変化から、今後は益々近付き難くなったので、この経験を貴重なデータとしてしっかり残しておきたい。