2020年8月30日 | 釣り納め?2020 |
(俺) |
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引っ越しを間近に控えた身でありながら、時間の貴重さをイマイチ実感出来ていない今日この頃。
とりあえず予定の無い休日で天候も穏やかな予報という事なので、ホームの海へ行っておこう。
AM3:30。
ホームの海岸に着いてみると既に駐車場は超満車で驚いた。
タチウオ狙いの釣り人も居るのだろうけど、日の出までまだ2時間近くあるというのにこの混み様は・・。
おそらく大半の釣り人がそのまま青物狙いに切り替えるのだろう。
よくこの混雑した浜辺で釣ろうと思うものだ。
なんとか駐車出来た俺は、堤防から暗い沖を眺めて一息つく。
空はまだ曇っているが、風は無く波の音も静かだ。
駐車場確保の為だけに早めに出てきたつもりだったが、とにかくこの状況には呆れるばかりだ。
・・とはいうものの、他の車達を見回してもカヤックを背負った車は無く、今日もこの界隈は俺だけの独壇場か。
そして日の出に合わせて支度を進め、5時過ぎに陸っぱりの釣り人達の隙間から出港。
沖では漁船がいつもの作業をしている以外に、浮いている者は居ない。
浜から漕ぐ事3分でいつもの疑似餌用エリアに到達。
魚探を起動すると、水深35mの中層から表層に回遊魚の反応が。
・・というより、既にそこら中の表層で何者かのボイルが単発で沸き上がっている状況だ。
おそらく鯖や小型のワカナゴだろう。
そんなものより先ずはベイトを見つけて泳がせ釣りに移行したいところだ。
しかし魚探の反応を注意深く見守っていると、どうもベイトは少なくて殆どが青物のようだ。
とりあえず最初はサビキを外してジグだけで様子を見ておこうか。
鯖を避けて海底を探るべく、ポイントを選んで釣り始めた。
どうやら潮は珍しく北向きに適度な速度で流れているようだ。
過去の経験上、この向きの潮の時はイマイチ良い思い出が無い。
・・が、程なくして鯖がHIT。
釣り上げてみると35Cm程度の真鯖だった。
撮影後にリリースして尚も海底の底物を狙う。
本来であれば中層の青物なら鯵が望ましいところだが・・。
陸っぱりに目を向けるとチラホラ同型の鯖らしき魚が上がっている。
表層のボイルは陸からでは届くかどうかといった範囲までしか回っていないようだな。
鯖の反応の無いポイントを選んで探り続けるが、それでも魚探に映らない鯖がいるようで35〜40Cmが連釣する。
全てリリースしながら粘り強く海底を攻め続けていくと・・。
ようやく海底付近に底物の反応が見られるようになってきた。
そしてジギングでだいぶ粘った頃にようやく底物がHIT。
無事に釣り上げたのは35Cm程の、レギュラーサイズのホウボウだ。
とりあえずキープしておこうか。
その頃から海底の反応もたくさん現れ始めて、38Cmと41.5Cmのホウボウが連釣。
40Cm超えのホウボウはここでは大型の部類だ。
だいぶ陽も高くなってきて気温も上がってきた。
気がつけばどこからともなく他のカヤックやSUPも沸いてきて、だんだん近付いてきた。
そろそろ潮時か。
相変わらず表層を騒がせている鯖達は未だ健在だ。
親戚の土産用に35Cm程の鯖を2匹キープしたところで終了とした。
今回も穏やかな海況の中、2時間余りの釣りで多くの魚信に土産も得られて、とりあえずは満足だ。
これが釣り納めになってしまうのかもしれないので、記録と食味を堪能しておこう。