| 2018年6月3日 | KFJC2018参戦 |
(俺) |
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今年もこの大会の季節がやってきた。
今回で6回目を数えるカヤックフィッシングジャパンカップである。
地方都市主催ではあるものの、それでも日本一を決めるという名目なのだ。
毎度地元牧之原市の全面的なバックアップによる手厚いサポートと運営がありがたい。
俺が参加した過去2大会の成績は、16位→5位と表彰の範囲内を順調に推移している。
イマイチ慣れない浅い海域での釣りだが、今年は更なる上位にいけるだろうか。
当日早朝、相良港へ行ってみると例年通りにカヤックを背負った車達が集結していた。
競技独特の緊張感を感じ始めながら、いち早くスロープでカヤックの出港準備をする。
そして受付を済ませて開会式を待つ間に港内を散策。
今年も波や風が穏やかでKF日和である。
更に今年からKFJCと同時開催で他のイベントも同じ場所で催されるようだ。
地元食材に関わるB級グルメの屋台が幾つか出店するらしい。
帰還してからの昼飯に丁度良いかな。
程なくして開会式が始まり、大会実行委員の挨拶から大会開始を迎えた。
周囲はそれほど焦っていないような雰囲気の中、一番乗りを目指してスロープへと走る。
そして今年も俺が真っ先に漕ぎ出して一番乗りで港を出る事に成功。
・・したが、振り向くと早くも足漕ぎタイプのカヤックが背後に迫っていた。
くそー、今年もあのタイプに抜かれてしまった。
その後、例年通りに愛鷹岩を目指すものの、途中でジグ&サビキを組んでちょいちょい探ってみる。
鯵やイサキでも釣れれば、沖で釣れる小型の根魚よりはマシなサイズが得られると思ったのだ。
しかしその目論見は甘かったようで、ベイトは釣れたもののキープサイズは得られなかった。
そして幾つものカヤックに先を越されてから、ようやく俺も愛鷹岩に取り付いたのだった。
今回もジグ&サビキの疑似餌用ロッドと、餌釣り用ロッドの二本を携行している。
先ずは疑似餌でベイトを掛け、底物狙いの泳がせ釣りに移行する方針でいこう。
水深13mのポイントでは中層にちょいちょい小規模なベイトが映るのだ。
そして程なくしてベイトがHIT。
そのまま海底へと送り込んで様子を見る。
周囲を見渡すと、参加者達が思い思いに散って釣り始めている。
穏やかな海況で、潮もゆっくりと西へ流れている感じか。
それにしてもなかなか追い食いの気配が無いので仕掛けを上げてみる。
すると掛かっていたベイトの正体は10Cm程の鯖で、だいぶ消耗していた。
後の餌にする為に針から外してキープする。
そして新たなベイトを掛けるべく次を投下。
するとベイトの前にカサゴがHIT。
キープサイズではないが念の為スカリにキープしておく。
しかし根魚狙いでは埒があかないので、ベイト狙いに重点を置いていく。
・・が、ポイントをうまく絞れない。
理想の海底を探して魚探を覗きながら、少しずつ探ってみる。
そのうちベイト狙いで投下した疑似餌に強めのHIT。
元気の良い引き応えに一瞬焦ったが、慎重にやり取りしてなんとか無事に回収出来た。
不意に掛かってきたのは36Cmの鯵だった。
昨日地元で釣ったものと比べたら物足りないサイズだが、それでも根魚よりは幾分かマシだろう。
何gあるのか見当もつかないが、とりあえずキープする。
その後、ようやく理想の海底のポイントを見つけて腰を据えた。
ここで餌釣り用ロッドを準備。
海底付近に一本針仕掛けで昨日釣っておいたカタクチイワシをぶら下げてみる。
小型の根魚が喰ってしまう可能性も否めないが、昨年の様にヒラメが喰ってくれる事を期待する。
餌釣りの方はロッドホルダーに預けて監視しながら、空いた手で疑似餌も投入。
流されながらの多重起動は負担が大きいが、可能性は全力で追及しておきたい。
暫く釣っていると、餌釣りの方にアタリが出たようだ。
しかし疑似餌用ロッドの操作とパドリングのやり繰りに追われてしまい、ラインを送り込むのが遅れてしまった。
おかげでアタリは中途半端に途切れ、巻き上げてみると餌の鰯はズルズルに噛まれていた。
恐らく中型のヒラメだっただろう。
なんとも勿体ないが、仕方がない。
しかし疑似餌の方も2回、何かが一瞬乗ったものの針掛かりまでさせられなかった。
それからは疑似餌の方は控えて、暫く餌釣りに専念する事に。
ところがその頃から徐々に東風(?)が出始めて、怪しい雰囲気になってきた。
風で表層をどんどん流されるので、とても多重起動などやってられなくなってしまった。
真下に下ろしただけの餌釣りも、起伏の激しいエリアに達すると根掛かりしてしまう。
餌釣りから疑似餌に持ち替えて、港へ戻る方向に移動しながら探っていく。
AM7:30頃になると、パドリングで定位するのも結構な労力になるような状況だ。
計量する獲物があるからといって楽観は出来ない。
他の競技者に鯛や砂モノが出れば2〜3kgはいくだろうから、この釣果では帰れないのだ。
だいぶ港に近いところまで戻ったところで、餌釣りで堤防沿いを流してみる。
餌が海底スレスレで移動するように心掛けるが・・。
ここでも一度餌が齧られる事態があったものの、針掛かりまでは持っていけなかった。
だんだん終了時間が迫る中、再び港に向かいながらも疑似餌を投入する。
最後の最後まで諦めない。この歳になってなかなか出来ない燃え方なのかもしれない。
そんな中、一度だけガツッと何かが引っ掛かったような反応を感じた。
しかし結局は追加の釣果を釣れないまま帰港する時間を迎えた。
港へ入ってみると、朝の静寂は吹き飛んでいた。
岸壁には溢れんばかりの出店と人だかりが出来上がっていて、イベントの力を垣間見た気がした。
オイオイマジカヨ・・まさかあそこで表彰式やるのか・・?
とりあえずスロープに着いて片付けを済ませたら、いよいよ大会本部へ帰還と釣果の申告に向かう。
20LのクーラーBOXから出すには恥ずかしいサイズの鯵を計量に差し出す。
測定の結果390g。
なんと、そんなもんなのか・・。
気がつくと本部の端の方に恒例のランキングボードがあって、既に計量を済ませた上位の成績が見て取れる。
うーん、絶望的だ・・。
そして暫く待ってから表彰&閉会式開始のアナウンスが流れた。
出店で買ったラーメンをすすりながら、端の方から様子を見る。
案の定一般の観光客がごった返し、出店のBGMが騒がしい状況の真っ只中で始めるようだ。
晒しものだな・・。
注目の優勝は3kg超えの真鯛。次点が2kg超えのシーバス。3位は恒例のマゴチで1.75kg。
4位は1.5kgの鮫で、それ以降は800g前後の鯛や鯒など、バラエティーに富んだ魚種が並んだ。
俺はというと、12位のところでようやく名前を呼ばれて賞品を受け取った。
3回目の参戦でとうとうランキングボードのランク外に転落してしまったのだ。
上位入賞者には何度も受賞している者もいるようだが、俺はこの程度なのか。
昨日の釣りで運を使い果たしてしまったとか、そういう問題ではない。
こういう海域での釣り方というものを一度研究してみる必要がある。
それが一年に一回の、地方で行われる釣り大会の為だけだとしても・・。
今回の参加者は70人という事で今年も参加者が増えたわけだが、釣果報告をしたのは恐らく30人程度だったと思われる。
今後はちょっとこの大会を意識した釣り方もTRYしていこうと思う。
尚、今大会からは新たな団体が主催となったが、今まで海上でのサポートをしてくれていたところなので馴染みのある人達だ。
行政側も変わらず支えてくれているし、今まで以上に協賛してくれる企業も増えてありがたい。
新たに加わったスタッフの人達も慣れない事も多くて大変だっただろうが、無事に大会をまとめて頂けて感謝しかない。
今後はもっと牧之原に貢献しながら、来年こそ上位に食い込む釣果を釣りたいと思った。