2017年9月20日

祭りの後

(俺)



 鬱陶しい台風も過ぎ去り、県内の海も穏やかになった。

 近頃は渓流への情熱もすっかり影を潜め、このままではHP史上初めて渓流釣りをしない年となってしまうが・・。

 今週も海へ行こう。時代は変わるものだ。

  3ヶ月ぶりの沼津

 そんな訳で早朝、向かった先は6月に行ってきた沼津の海岸。

 前回は強風に翻弄されて殆ど思い通りに動けなかったので、改めて来たいと思っていたところだったのだ。

 日の出前に駐車スペースに到着してまだ暗い海を一望すると、予報通り波風は静かだ。

 先日の転覆で失った装備も新たに更新したので、抜かりなく支度が整った。

 そしてAM5:30頃、湖の様な波打ち際から出港。

 マズメ時の沖は誰も浮いていない・・と思ったが、沖へ漕いでいく間に何処からともなく小型ボートやカヤック達が 出てきた。

 やはり人気スポットなんだな。

 魚探を覗きながら真っ直ぐ沖へ進む中、時折ベイトらしき反応も見られるが、今日は表層に注意したい。

 上司達の情報によると、先日来た時はナブラや鳥山が凄かったらしい。

 今日は青物狙いで、いつもの疑似餌一本縛りで勝負する方針だ。

ワカナゴ

 続々と他のカヤックやボートが集う中、暫くの間は広い範囲を漕いで魚群を捜索してみる。

 しかしなかなか大規模な反応に巡り合えず、結局水深35mラインを中心に攻めてみる事に。

 曇り勝ちなのでなかなか陽が出てこない中、海底付近の反応に目掛けて仕掛けを投下。

 小規模な群れのようだが、ジグにもサビキにもなかなか喰いつかない。

 粘り強くその反応に誘いを掛けていると、ようやくHIT。

 完全に底ベタで喰ってきた獲物は結構な重みだが、引き応えが青物のそれとは違う。

 この特徴的な手応えはヒラメか?・・と思っていたら、針外れでバレてしまった。

 ああ、正体を見たかったな。残念。

 海底の群れの正体ではないだろうから、次は中層に時々現れる反応に狙いを絞る。

 すると程なくして狙い通りにHIT。

カンパチ

 元気の良い引き応えで楽しませてくれたのは40Cm程のワカナゴだった。

 撮影後にリリース。

 周囲の様子を見ていると、まだ表層に変化はないようだ。

 徐々に明るくなってくる中、今度はやや下の方の反応からベイトがHITしたようだ。

 いちいち巻き上げて確認することなくそのまま沈めてアタリを待つ。

 するとすぐに明確なアタリに変わって追い食いHIT。

 どうやら青物のようだが、先のワカナゴよりも強い引き応えに期待が高まる。

 そして上がってきたのは40Cm程のカンパチだった。

 泳がせ釣りを楽しめて満足だが、これもキープするにはイマイチ物足りない。

 相変わらずナブラも鳥山も沸かない中、集まった他の釣り人達は思い思いの釣りに励んでいるようだ。

マサバ

 潮は殆ど流れていないようで、微風でゆっくり流されながら群れを探す。

 ・・が、海中の群れも小規模なものが時々通過する程度で厳しい。

 ベイトについても聞いていた内容と随分変わってしまったようだな。

 ひたすら誘いを掛け続けるのも疲れてきたので、中層に反応が見えた時に狙い撃ちする方針に切り替える。

 そしてカンパチを放ってからだいぶ経った頃に、ようやく中層でHIT。

 元気は良いがイマイチ軽い獲物だな・・と巻き上げると、30Cm程のマサバだった。

 どうやら周囲で釣れているのもこの魚ばかりのようだ。

 持ち帰るのも面倒なのでリリース。

 完全に陽が昇ってしまったが、とうとうここまで鳥山もナブラも発生しないままだ。

 海況は穏やかでイメージ通りなのだが、ベイトも青物も少なくて遠征に来た甲斐が無いな。

 魚群反応も減ってくる中を惰性で探るようになってきたが、そのうち単発でソーダガツオを釣った後は、仕掛けを片付 けて帰還とした。

 

 3ヶ月ぶりの遠征だった今回は青物祭りには程遠く、青物4種全てリリースという貧果に終わってしまった。

 序盤でバラした底物が悔やまれるが、今更仕方が無い。

 次は安定のホームで秋を満喫するか・・どうしようかな。

 

釣果





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