2017年8月19日

待ち遠しくて

(俺)



日の出前から1ヶ月ぶり

 前回の釣行から1ヶ月が過ぎ、ようやくホームの海に戻る機会がきた。

 あああ長かったこの1ヶ月。その間どれだけのベイト達が沸き、どれだけのキープサイズ達があの海を通り過ぎていった ことか。

 泳がせ三昧のこの時期を放置した代償は大きい。さあ釣りに行こう、俺のホームへ!

 

 AM4時に自宅を出てコンビニに寄りつつ、いつもの駐車場に着いてみると既にかなりの数の陸っぱりアングラー達の車 が停まっていた。

 まぁこの混雑ぶりは日頃から千里眼で見ていたので想定内だ。

 無事に車を特等席に停車し、支度を整える。

 まだ暗い空の真上は晴れているが、遥か南の方角では黒い雲が覆い、時折稲光が見える。

 少々心配だが今日の予報は晴れる事になっているので、そのうち雷も消えるだろう。

 まだ暗い駐車場では殆どの釣り人が車内で待機しているようだが、俺は真っ先に行動する。

 いつものように浜辺まで2往復、約15分で準備が整ったら日の出を待たずに出港した。

マハタ

 海面も予報通り穏やかで、薄暗い沖には誰も浮かんでいない。よしよし、俺の独壇場だ。

 今日の仕掛けも疑似餌用ロッド一本でジグ&サビキを使いこなす方針である。

 魚探を起動しながら漕ぐこと3分、いつものポイントに着いた時には多数の魚群に囲まれていた。

 よしよしそそるシチュエーションだ。

 仕掛けを組みながら潮の流れを確認すると、珍しく北向きの流れだが・・どんなものか。

 1投目を投下すると間も無く、中層の魚群反応からプルプル感が伝わってベイトがHIT。

 釣り上げてみると12Cm程のウルメイワシだった。

 とりあえず活かすべくスカリでキープしてみるが、やはり鰯・・すぐに死んでしまってキープは厳しい。

 その後もウルメイワシが連釣したが、あまりに耐久力が低いので活かすのは諦め、釣ったら片っ端から泳がせに転用して いく事に。

 しかし水深40m前後の砂利底で追い食いを目論むが、なかなか思い通りの反応が無いまま餌がバテてしまった。

リリース済み

 そして仕掛けを上げてはすぐに鰯を掛けてまた海底へ送り込み、アタリを待つ。

 釣り始めて30分近く経ち、微妙なアタリからようやくフィッシュイーターがHIT。

 ドラグを鳴らすまでもなく上がってきたのはマハタの幼魚だった。

 腹のエアーを抜いて無事にリリースに成功した。

 更に鰯を狙う際、表層〜中層で時折強めのアタリが出るが、なかなか針に乗らない。

 鯖かワカナゴあたりが単発で暴れ回っているのだろう。

 一応日の出時刻は過ぎたが、東の空に低い雲があってなかなか陽が現れない。

 青物のナブラは出ないまま、鰯の魚群は至るところに散開し、泳がせ釣りにはありがたい状況だ。

 しかしマハタの後が続かずに何度も仕掛けを入れ直した頃、鰯を狙っていたところに青物がHIT。

 元気の良い引き応えを楽しんでから引っこ抜かれたのは35Cm程のカンパチだった。

 キープするにはちょっと小さいので撮影後にリリース。

リリース済み

 青物の活性も良いようなので少し上の方で狙ってみよう。

 すると程なくして再び同型のカンパチがHIT。今度は取り込む寸前に針外れでバレてしまった。

 青物狙いも楽しいが、やはり海底での泳がせ釣りに戻る。

 少し粘って竿先に重みが乗った。

 ゆっくり大きくアワせると特徴的な手応え・・だが、やはりドラグは鳴らない。

 浮かんできたのは30Cm程の微妙なホウボウだった。

 ここで釣る時には欠かせないゲストとしてありがたい存在だが、サイズがイマイチだな。

 ホウボウもリリースして鰯の群れを追いかける。

 そして中層の魚群に目掛けて仕掛けを投下した時、しゃくり始めた竿先を一気に引き込む強烈なHIT。

 竿の弾力だけで往なそうとしたが、少し硬めだったドラグからバリバリとラインが出る。

リリース済み

 慌ててドラグ調整をして、暫しやり取りしたが途中で針が外れてしまった。

 中型のカンパチだろうか・・。

 しかし時間はまだ早いのでまだチャンスはあるだろう。

 そのうち定置網のメンテで漁船が現れたので少しポイントを移す事になった。

 相変わらずのベタ凪・無風の中、潮に逆らって移動した先は沖にありながら浅くなってくるエリアだ。

 幸いこちらでもベイトらしき魚群はチラホラ見えるので一安心だ。

 そしてやや下の方の魚群を探っていたところに重めのHIT。

 時折ドラグを鳴らすので期待出来るサイズだとは思っていたが・・上がってきたのは茶色い魚影。

 釣れたのは60Cm程のエソだった。久しぶりに釣ったな。

 カヤックに上げると臭いやヌルヌルで後が面倒なので、ぶら下げたままで獲物を掴み、針を外してリリース。

 そろそろキープが欲しい頃合いだぞ。

ようやくキープ

 すると次の投入で再び強烈なHITに見舞われ、暫く善戦したものの再びバラしてしまった。

 仕掛けを上げてみるとサビキの針が切られていた。

 ・・ちょっとジグだけで様子を見てみるか。

 水深30mの浅めの海底付近に小規模な反応が見られるので直撃させてみよう。

 そして着底後に間髪入れずにHIT。今度はドラグこそ鳴らないものの、そこそこの手応えだ。

 赤い獲物を連想しながら巻き上げてみると、掛かっていたのは予想通りのホウボウだった。

 今度のは33Cm程で俺的なホウボウの基準としてはレギュラーサイズなので、ようやく土産を得る事になった。

 ノジメ&血抜きをしたらクーラーBOXにぶち込み、次に備える。

 すると直後に35Cm程も追加した。

 潮もずっとひたむきに北向きなままだが、勢いはそれほどキツくはないので不便さはない。

土産に追加

 鰯の魚群が見つけ難くなってきたので、サビキを出す機会が見出せないまま単なるジギングを続ける。

 ちょいちょいアワセ損ねがあるので、なかなか飽きないものだ。

 そんな状況ながら、うまくHITに繋がったのは32Cm程のオオモンハタだ。

 際どいサイズだが・・土産もあることだしキープに加えさせてもらおう。

 更にその後、なかなかの手応えを掛けてじっくりやり取りした結果、釣り上げたのはまたもやホウボウだった。

 とはいうものの、40Cmあって俺的には大きい部類に入る固体だ。

 満足のいく獲物だったのでキープしたが、気がつけば時刻は9時で海面は炎天下だ。

 続けていればもう少し釣果を伸ばせそうな雰囲気だったが、今日はもう充分だろう。

 オオモンハタとホウボウを土産に帰還の途についた。

 今回は泳がせ釣りの環境としては良かったものの、そちらの方はあまり理想通りの展開にはならなかった。

 ただジギングだけでもなかなか楽しめて、最終的には数種類の魚を釣れたので良かった。

 ベイトが居る間に早く、再び来たいところだ。

 

良型ホウボウGET





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