| 2017年6月11日 | KFJC2017参戦 |
(俺) |
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今年も県内に梅雨入り宣言がなされて、いよいよこの大会のシーズンとなった。
カヤックフィッシングジャパンカップである。
昨年は初参戦で不本意な結果となったので、今回はなんとか上位入賞を果たしたいところだ。
そんな訳で大会当日の早朝、相良港へ向けて自宅から出発した。
AM4時過ぎに会場の港に着いてみると、今年もカヤックを積んだ車達がたくさん集っていた。
これは昨年並みの景色だな。
まだ薄暗い空は曇っているようだが、天気は穏やかな予報だし、実際に港で感じる風も殆ど微風程度で釣り日和の様子だ。
とりあえず車でスロープまで乗り付けて、サクサクっと出廷の準備を済ませてから駐車エリアに車を置いてくる。
そして無事に受付まで済ませて、万全の態勢が整った。
大会運営のスタッフも昨年と同じ面子のようで、今回の参加者は61名とのこと。
やはり今年もプレジャーボートとジェットスキーの護衛付きなので、今回も安心して参加出来る。ありがたいことだ。
とにかく今年は出遅れないように、しっかりスロープで待っていよう。
しかし競技開始時刻になっても、なかなかスタートする気配が無い。
どうしたことか?
・・と思ったら、まだ準備が出来ていない参加者達が数名居るようで、その連中の支度を待っているとの事・・。
結局10分程遅れて競技開始の号令が下された。
よし、一番乗りで出港して、真っ先に愛鷹岩周辺に取り付いてくれよう。
小走りでスロープまで移動して、誰よりも先に漕ぎ出す事に成功した。
今回もお出掛け用パドルを持ち出してきたので、普段よりも漕ぎ味は軽くて良い。
少し速めのピッチで漕ぎ進めて、港を出る直前に一旦振り返ってみると、スロープはまだまだイモ洗い状態で完全に俺の独走だ。
この調子で目的地まで一番乗りしてやろう。
港外へ出てからは無我夢中で漕ぎ倒す。
去年の様なうねりや風も無くて進み易い。
・・が、片道25分程掛かるのでちょいちょい小休止を入れて、ついでに仕掛けも組んでおく。
今回の釣法は疑似餌用ロッドで得意のジグ&サビキと、タイラバみたいな疑似餌を使い分ける。
そして餌釣り用ロッドでは中層から底で大きな餌による青物&底物狙いとする。
とりあえず今はジグ&サビキだけ組んでおき、不意のナブラに備えておこう。
再び漕ぎながら目的の愛鷹岩に向かっていくが、不意に後ろを振り返ってみると何時の間にかすぐ後ろに1艇が追い付いてきていた。
うはっ、ビックリした。
目的地まであと少し、俺が一番乗りするのだ。負けてなるものか・・!
しかし背後まで迫っていたカヤックは悠々と俺の横に並ぶと、無情にも追い抜いていった。
ぬおおっ、速ぇえ・・!
よく見るとそのカヤックは足でペダルを漕いで進むタイプのようだ。
道理で速いわけだ。
そして間も無く1年ぶりの愛鷹岩に到達し、一番乗りこそは譲ってしまったものの、早速釣り始める。
魚探には相変わらずの浅い岩場の反応と、表層〜中層に小魚の群れらしいものも映し出されていた。
よし、まずはジグ&サビキで色々探ってみよう。
昨年は良型の鯵やイサキが揚がっていたので、それらも掛かってくれればありがたい。
釣りながら陸の方を見ると、続々と参加者達が追ってくるが、まだまだ遠い。
この隙になんとか釣りたいところだが・・。
しかしせっかく早めに釣り始めたものの、どうしたことか魚探に映る反応達は尽く俺の疑似餌に掛からない。
魚群の正体は何なのか。何故喰ってこないのか。
魚信を心待ちにしながら愛鷹岩の周囲を点々と探っていく。
そのうち他の参加者達も徐々に到達してきたので、疑似餌の仕掛けをタイラバに交換。
先ずは一匹キープすべく、タイラバの針に鯖の切り身を刺して海底を探る。
昨年はカサゴの濃さを体験したので、手堅く一匹釣っておこう。
しかしこちらもなかなか反応は渋く、最初のカサゴを釣るまでに20分位掛かってしまった。
1発目は18Cm程の小型だったものの、最悪の事態に備えて一応はキープしておかなければならない。
・・が、多分サイズアップは出来るだろうから活かしておこう。
すると間髪入れずに今度は23CmのメバルがHIT。
1発目のカサゴはお役御免となり難無く釈放、代わってメバルが新たなキープとしてクーラーBOXにぶち込まれた。
ところがタイラバ+鯖の切り身も入れ食いには至らない。
そのうえ中層の魚群は度々現れて気になるので、要所要所でジグ&サビキに切り替えて様子を見てみる。
更に餌釣り用ロッドも起動して、こちらは20Cm程のヤリイカを一匹つけて中層で放置。
大型青物が通過すれば必ず目に留まるだろう。
最初は曇り気味だった空も徐々に晴れ間が広がり、気持ちの良い海況になってきた。
キープサイズのカサゴやメバルもぽつりぽつりと掛かるが、どうも決定力に欠ける。
このままでは去年と変わらないじゃないか。
一番乗りで出港して貧果では立つ瀬が無い。イカン・・!
そんな心配がだんだん強くなってきた頃、中層を探っていたサビキに弱々しい反応が出てピンときた。
軽くアワせて巻き上げてみると、なんと10Cm程の鯖が掛かっていたのだ。
やった、ベイトだ。泳がせ釣りが出来るぞ!
即座に仕掛けを沈めて海底で追い食いを待つ。
やはり小魚は回っていたのだ。それまでの閉塞感が嘘のように消滅した気分だ。
そして間も無く、竿先をガツガツと大きく叩くアタリが出た。
落ち着いて一呼吸置いたうえでゆっくり大きくアワせると、なかなかの手応えが伝わってくる。
よしよし、狙い通り速攻でアタってくれたな。
サビキ針に掛かっているだろうから、慎重に慎重を重ねて大事にやり取りする。
そして見えてきたのは45Cm程のヒラメだった。
取り込み際で少し焦ったものの、無事にランディング。
薄っぺらな魚なので重量は稼げないが、それでも先の根魚達よりは断然重い。
周囲の参加者達の羨望の眼差しを感じながら、ノジメしてクーラーBOXにぶち込んだ。
小鯖が居るとわかればそれを掛けることに専念するしかない。
程なくして新たなベイトが掛かり、再び泳がせ釣りに移行する。
しかしその後もアタリは出るものの、ちょっとサイズの良いカサゴばかりでヒラメを超える獲物は出てこないようだ。
そのうちベイトも掛からなくなり、泳がせ釣りも強制終了。
再びジグ&サビキやタイラバで海底を攻めたものの、追加の釣果を得られないまま帰還する頃合いになった。
終始イカをぶら下げておいた餌釣り専用ロッドの方も、今日は空振りとなってしまったな。
炎天下になった相良沖を、ゆっくり漕いで港に向かう。
幸い最後まで風は出ないまま持ち堪えてくれたのでありがたい。
約30分後、無事に帰還して片付けに掛かる。
大会本部前は計量をする参加者達で賑わう中、俺もヒラメで釣果を申告。
46Cmで1050gだった。
その後、全ての参加者の帰還の確認や計量などで暫し掛かったが、閉会式を迎えた。
今年も牧之原市長が挨拶に立ち、成績発表・表彰式となった。
今回の優勝は1.2kg程のマゴチで2位が1.1kgのウツボ・・。
それ以降も大差の無い砂モノが続き、俺のヒラメは5位に落ち着いた。
どうにか今回は面目を保てたかな。
市長から手渡しで受け取った賞品は、牧之原市内の水産加工会社製の干物セット。
更にはルアーとワームのセットに用途のわからないクリアケースまで頂いた。
今年は恒例の某カヤックメーカーが協賛から撤退した為に、賞品がショボくなったかと思ったがとんでもない話だ。
今回は優勝トロフィーの他に、俺もお世話になったカヤックの通販サイトからオリジナルロッドや、ルアーメーカーから幾つ もルアーが出されていた。
そして牧之原産のお茶や米、カレー。更には牛肉(!?)等、地元産の食品類も多く出されていて魅力的な賞品群だった。
上位の賞品は以前からこんなに豪勢だったのか?
こうした取り組み方はすごく共感出来るし、応援したい気持ちにもなる。
願わくば来年以降も継続して大会が出来るように、いろいろうまく回ってほしいところだ。
今年も無事に大会を運営してくれたスタッフの方々と牧之原市、関係企業に感謝。