2017年5月25日

来た!・・が

(俺)



久しぶり

 そろそろホームの海にもベイト達が回ってきている頃だろうか。

 既に各地で鰯の群れが確認されていて、近頃の穏やかな天候もあって期待が高まる。

 あのアツい泳がせ釣りを再びやりたい。

 暗いうちにホームの海岸に着いてみると、曇った空からはパラパラと小雨が落ちてきた。

 しかし海況は予報通りのベタ凪&無風だし、間も無く日の出時刻を迎えてしまう。

 どうせ濡れることが前提の装備なので、準備を強行した。

 最近は混み合う浜辺もまだ早い時間のせいか、閑散としているので落ち着いて出港出来る。

 久しぶりのKFはやや潮の高い状況だが、難無く波打ち際をクリアして出港した。

 出港してすぐに魚探を起動し、ベイトを捜索しながら移動する。

 今回も疑似餌用ロッド一本のみを携行し、仕掛けも恒例のジグ&サビキだけである。

 ああ早くベイトを見つけて泳がせ釣りにかかりたい。

待ちに待ったベイトの影

 目を皿のようにしながらいつものポイントに向けて漕いでいくと・・。

 中層〜表層に見覚えのある反応が映し出された。

 これは・・!

 漕ぐのを止めてすぐに仕掛けを組み、早速仕掛けを投下した。

 すると、仕掛けが目安のタナに達した頃に竿先に変化が出る。

 やった、ベイトだ!泳がせ釣りが出来るぞ。

 夢中でリールを巻き上げてみると、15Cm前後の鯖が掛かっていた。

 よしよし、やったな。

 既に本命のキープを得たかのようなテンションになってしまった。

 このまま針を外さずに泳がせ釣りに移行してしまうか・・?

 ・・否、群れが居る間に数匹キープして活かしておこう。

なんとかGET

 スカリを改造したキープ網に鯖を移したら仕掛けを投下して、餌の確保に集中する。

 今は釣れていても明るくなれば居なくなってしまうのだ。

 そして数匹の鯖を得られたところで再び移動して、満を持して泳がせ釣りに移行する。

 魚探にはフィッシュイーターらしき反応は見えないままだが、狙う獲物は基本的に群れない魚達だし底物がメインになるだろうから問題ないだろう。

 とりあえず適当なポイントでサビキ針に鯖を口掛けして投下してみる。

 穏やかな海面で手持ちでアタリを待つ事数分・・。

 ・・アタらない。

 気を取り直して少し移動したり、海底を引きずりながら様子を見たりしたが、本命のアタリが出ない。

 どうやらベイトばかりが先行していてそれを追う大型の魚達はまだ居ないのかもしれない。

 あれほど期待していた釣法なのに、アタリが無いのでテンションは急降下だ。

 しかし時間もまだ早いうえに、パラパラと断続的に降る空は曇っているので、チャンスタイムはまだ長い。

 根気良く海底を狙って粘っていると、ようやく餌以上の動きが竿先に伝わってきた。

餌は問題なし

 待ちわびたアタリに遠慮気味に、ゆっくり大きくアワせるとそこそこの重みの抵抗が感じられる。

 ホウボウにしては少し軽いが、ガツガツするこの感じは・・。

 難無く水面まで巻き上げた仕掛けには、茶色い魚影がついていた。

 獲物の正体は45Cmのイネゴチだった。

 よし、とりあえずキープサイズだな。

 よかった、なんとか釣果を出せたな。

 獲物の鰓(エラ)から刃を入れてノジメしてクーラーBOXにぶち込む。

 水深は38m程度のポイントだったので、前回イネゴチを釣ったのと同じような環境だな。

 たまにはマゴチを食いたいとも思うが、陸寄りの方じゃないと釣れないのだろうか。

 そんな事を考えながらも追加の釣果を狙うが、やはりアタらないので狙いを変えてみる事に。

 少し漕いで移った先は、以前見つけた根のポイントだ。

狙い通り

 根掛かりが懸念されるので泳がせ釣りでは敬遠していたところだが、この状況を打破するにはTRYしてみるしかない。

 魚探で位置を確認し、早速仕掛けを送り込む。

 すると速攻で大きなアタリが出て、根掛かりする前にHIT。

 微妙な重みだが、何とか食えるサイズだな。

 そして上がってきたのはちょうど30Cm程のカサゴだった。

 とりあえずキープに追加する。

 更に同じポイントで続けると、26Cmのカサゴも追加。

 その後もサイズを落としながらカサゴが連釣したが、キープには至らなかった。

 ワンポイントながら、どうにか釣果を増やす事が出来て良かった。

 しかし根を離れて再び平らな海底狙いに戻ったものの、それ以降は追加のアタリを得る事は出来なかった。

 雨は上がったものの、相変わらず曇り空の下で10時過ぎに帰還した。

 今回は待ちに待った俺的な泳がせ釣りシーズンが到来したと思ったところだが、実際は釣果が追い付かずに消化不良な内容だった。

 これから先、ホウボウやマトウも釣れ出せば、昨年同様に楽しい釣りを満喫出来るだろう。

 今年はこの泳がせ釣りで、もっと色々と試して幅を広げ、新たな釣果に結び付けたい。

 

釣果





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