| 2016年10月23日 | 2016初開拓 |
(俺) |
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今回は久しぶりに新たな釣り場の開拓という事で、数年前に下見しておいた県東部の海岸へ行ってみる事とした。
日の出前に目的の海岸に到着してみるとまだ暗い海岸線は広く、等間隔でテトラ帯が敷かれている。
準備の前に出来るだけ波打ち際に近い所まで車を寄せたいところだが、広大な浜辺は細かい砂利のエリアが厚い。
とりあえずスタック寸前まで海に寄せてみたが、それでも水際までは100m近くの距離が残ってしまった。
まぁこの広い海岸の中でも特に海まで近い部分を選んだのでこれ以上は仕方がないか。
それにこの位まで距離が詰まれば、労力的には普段のホームと大差は無さそうだ。
そしてまだ暗い中で、カヤックを降ろして運ぶ準備まで進めたところで、明るくなるまで様子を見る。
続々と釣り人の車も増えてくる中、波打ち際まで歩いてみると予報通り穏やかなようだ。
・・とはいうものの、予想していた程に波は低い訳でもなく、とても清水より湾奥とは思えない海況でもある。
今日は小潮でちょうど朝の干潮を過ぎた頃だが、波はともかく風は無風なので出港は問題ないだろう。
となりで釣り始めたルアーマンに話を聞いてみると、今日はかなり波が静かな方だという。
それにこの近辺でカヤックを出している人は見た事が無いとまで言われてしまった。どうやらもっと東の方までいけ ば、カヤックのメッカがあるらしい。
それならそれで好都合だ。それほどマイナーな場所なればこそ開拓釣行の真価を発揮するというものである。
日の出も迎えたようだし俺も動き出すとしよう。
車から波打ち際まで高低差のある砂利浜を2往復して支度が整い、未知なる富士の海へスルッと出港。
快晴の沖にはチラホラと漁船が点在しているが、混み合っている様子は無い。
先ずは魚探を起動しながら、とりあえず真っ直ぐ沖へ直進してみよう。
するとホームの海同様に急深の地形で、しかも進む分だけ休むことなく水深を稼ぎ続ける。
300m程沖まで進んだところで水深は120m。まだ進めば更に深くなるだろう。
しかしいくらシラス漁船が休みだとわかっていても、慣れない海域で周囲に障害物が無い状況では落ち着かない。
そもそも手返しや効率を考えると、俺的には水深50m以浅が好ましい。
沖へ行けば行く程、深くなればなる程に釣れるという訳でもないのだ。
とりあえず出港地点へ向かって戻り、魚群を捜索してみる。
深い方では反応は見られなかったが、水深20〜30mの浅場では中層から海底までにちょくちょく何かが映るようだ。
・・それにしても時折どこかで船のエンジン音が聞こえてくると焦る。
周囲に何もない海面ではカヤックなど目立たない存在なので、跳ねられないように注意しなければならないのだが・・。
出港場所から海岸に平行して東の方に漁船が2隻居るのが見える。とりあえずあの漁船の近くへ行ってみよう。
漁船のお零れを漁る為ではない。身の安全の為だ。
水深40〜50mのラインをゆっくり漕いで15分。漁船達から100m程の距離まで寄ったところで一安心だ。
これで遠方から突っ込んで来る船舶も、少しは前方を注意してくるエリアに入る事が出来ただろう。
漁船はどうやら遊漁の客を乗せているようで、カゴ釣りで長いハリスを取った仕掛けのようだ。真鯛狙いだろう。
相変わらず無風でベタ凪の海上で、ようやく俺も釣りに掛かる。
今日もジグ&サビキ一本で探るので仕掛けはすぐに出来上がった。
そして魚探を覗きながら少し陸寄りに漕いだ水深30mラインから釣り始める事にした。
下の方に中規模の反応がチラホラ映ったり消えたり・・とりあえず狙ってみよう。
それ以外にも青物らしき別の群れもたまに見えたり、水面でも青物のボイルが見られたりもするが・・。
魚探に映る反応に直撃させているものの、HITしない。
うーん、何だろう。細かい魚の反応ではないようだが。
しかしそのうち回収中の仕掛けに突然のHIT。
元気の良い引き応えを楽しみながらも、ようやく生命反応を体感して安堵する。
そして上がってきたのは40Cm程のワカナゴだった。魚探には映っていなかったが、はぐれていたのだろうか。
とりあえず撮影してリリース。キープしたい獲物を待つ。
どうやら潮は沖方面にゆっくりと流れているようで、釣り易い。
魚群を求めて漕いでは仕掛けを投入して探っていく。
同じ水深ラインを探っていくと、2回目のHIT。今度は海底のベイトらしき反応の中からきた。
なかなかの手応えに期待して巻き上げてみると、上がってきたのは茶色い魚影。
なんと良いサイズのオオモンハタと小型のオオモンハタが一つのジグに掛かって上がってきた。
ハタでコレは初めてかな。それにしても美味い土産を得る事が出来たぞ。
小型はリリースして、大きい方は41Cmという事でノジメ&血抜きでキープとした。
同じポイントを再び攻めてみると、今度は小型のマハタとカサゴがサビキの方に掛かってきた。
どちらもリリースサイズだが、この付近は根魚が有望のようだ。
更にその後も粘ったが、また小型のオオモンハタを釣ってリリースしたところでアタリが遠のいた。
完全に陽が昇り、快適な環境で誘い続ける。
魚群は映るものの、あまりにアタらないのでエギに切り替えてみたりもしたが、HITには至らない。
というか、気が付いたらエギに何者かの噛み跡が残されていた。
イカが居たのかは不明だが、せっかくのチャンスを無駄にしてしまったようだ。
エギにも飽きて再びジグ&サビキに切り替えて暫く経った頃、ようやくHIT。
フォール中のジグに喰らいついたのは、45Cm程のヒラメだった。嬉しい魚種だが、やはり捌くのが面倒臭いサイズでもある。
そして気がつくと浜辺に打ち付ける波が、ちょくちょく飛沫を上げるようになっていた。
どうやら朝よりも波が高くなってきたようだ。
ヒラメをリリースした後も少し粘ったが、結局追加の釣果を得る前に終了する事にした。
今回は終始穏やかな環境の中、初めての釣り場を無事に調査する事が出来た。
この地域では波が高い場所のようだが、ホームの海で揉まれている俺的には問題ない範囲だった。
しかしこのポイントまでの距離や駐車場から波打ち際までの労力などを考慮すると、わざわざ遠征してまで行くほどの 魅力は感じられないかな。
とりあえず今日のところはこの付近の様子を体感出来た事と、良いサイズの高級魚を得られた事に満足しておこう。