| 2016年10月12日 | 釣りたかった獲物 |
(俺) |
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相次ぐ台風で2週間ぶりとなるKFはやはりホームの海へ行く。
日の出前に海岸へ着いてみると、風も波も静かで良い雰囲気だ。
陸っぱりの釣り人も少なく、沖にも浮いている船舶は居ない。急いで支度を進めよう。
しかし浜辺までカヤックを運んだ時、波打ち際が騒がしい事に気が付いた。
どうやらうねりが残っていて、打ち寄せる波のうち8割方が高い波になっているようだ。
朝焼けに照らされながら、出港するか止めておくべきか暫し考えたものの・・。
結局準備を進めて強行する事にした。しっかりとタイミングを見極めれば充分に出られる範囲だ。
AM6時前、支度が整い出港の体勢でタイミングを計る。
・・が、その時はすぐに訪れたので一気に波打ち際へと滑り込む。
よし、実にスムーズに美しく出港を果たす事が出来たな。あとは帰還時に気をつけるだけだ。
精神的な重荷から解放された俺は一気に波打ち際から離脱して、いつものエリアへ向かった。
沖に出てさえしまえば駐車場から見たままのベタ凪&無風の海面だ。潮がどの程度の速さか気になるところだが・・。
幸い魚探は本来の性能を取り戻していて、海底付近のベイトらしき反応を映し始めた。
今日もジグ&サビキで鯵や鯖等を狙う方針だが、今回は新たに購入したリールのデビュー戦でもある。
良い獲物で最初の1発目を飾りたいものだ。
あっという間にいつものエリアに到達した俺は、海底付近の反応目掛けて仕掛けを投下した。
しかし暫くしゃくっても針掛かりする獲物は無く、細かい魚達の反応のようだ。
少しずつ移動しては気になった反応に仕掛けを投入していく。
潮は沖方面に向かって適度な速度で流れているようだ。川じゃなくて良かった。
そして釣り始めて10分程経った頃、水深35mのポイントでHIT。
程良い手応えに期待が高まる。
程なくして水面に寄せられたのは、38Cm程の鯵だった。よし、早速本命GETだ。
獲物をノジメしてすぐに仕掛けを投下する。
しかし群れが小さいのか、なかなか2匹目が連釣しない。
再び点々と魚群を点検しながら移動していくと、海底から5m程浮いた反応に目が奪われた。
なにやらキープサイズの青物の匂いがするぞ。
仕掛けを投下すると、間も無くHIT。これも良い手応えだ。
2匹目の鯵かな〜?などと考えながら仕掛けを巻き上げてみると、銀白色の平べったい魚影がジグを咥えて上がってきた。
こ、コレは!!
慌ててタモで掬った獲物は33Cmのイトヒキアジだった。
やった、いつか釣ってみたいと思っていた魚である。
本来は南方系の魚でGTのように1m近くまで成長する魚だが、コレはまだ若魚で背鰭と尻鰭の末端が長く伸びた個体だ。
でも充分食えるサイズなので、キープとする。一体どんな味だろうか。
その後も点々と移動しながら探っていると、6:30を回った頃に漁船がやってきた。
どうやら定置網のメンテに来たようだ。
暫くの間網を上げていたので、そろそろ網を入れに来たのだろう。これでまた近々新小川港で水揚げが見られるようになる。
少し距離を取って尚も探っていると、魚探に大きな反応が映り始めた。
それと同時に竿先に異変が起きてHIT。
中層までしゃくったところでHITした獲物はよく走り、間違いなく青物の様子だ。
無事に回収したのは35Cm程の鯖だった。撮影後になんとなくリリース。
しかし鯖の群れも移動が早くて連釣は叶わなかった。
そして漁船が作業に勤しむ中、少しずつ北東の風が存在感を増してきたようだ。
今度は水深44mのところで気になる反応を探っていると、何度かアタリとバラシが続いた。
・・が、粘った末に同じような手応えの獲物を掛ける事に成功。
コイツはなかなかの手応えだ。引き応えも大雑把だが力強くて、時折ドラグを鳴らして走る。
これ以上バラすものか。必ず獲ってやろう。
そして入念にやり取りした結果、見えてきたのは銀色の長い魚影・・久々のヒラスズキか?
しかしタモで掬いあげた獲物は、俺的に初となるオオニベであった。
やった!コレもずっと釣りたかった魚だったのだ。
サイズは57Cmと、この種にしてはまだまだ若魚だが充分に喰えるサイズだ。よしよし土産に追加だ。
ジグの下の針が一本折れていた事に驚いたが、とりあえずは獲れて良かった。
そして風が徐々に勢いづいてくる中を粘ったものの、それ以降は釣果を出す事無く8時頃に終了とした。
今回は結局全てジグに喰ってきたのでサビキは意味が無かったかもしれないが、2時間程度の釣行としては比較的内容の濃い釣りが出来たと思う。